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風邪や感染症が流行する時期となりました。今回はひなたで取り組んでいる主に３つの衛生管理についてお知らせします。

(1)手洗いの徹底
利用者さんが登所した際には必ず手洗いをするよう声をかけ、「外から帰ってきたら手を洗う」ということを習慣づけるようにしています。また、おやつを食べる前やクッキング活動の前には手洗いだけでなく、台拭きも忘れずに行っています。台拭きは利用者さんが率先してお手伝いを行ってくれています。
戸外活動でおやつを食べる際には、近場に手洗い場がない場合、ウェットティッシュで手を拭いてからおやつを食べるなど常に衛生面に気を付けながら活動しています。

(2)消毒と清掃
清掃の時間では必ず窓を開け、換気を行い、受話器や電気のスイッチ、ドアノブなど普段の生活の中で触れる箇所の消毒をすることによって感染症対策を行っています。
また、利用者さんが余暇の時間で使用したタブレットについては職員がプロワイプに消毒液を吹きかけ、利用者さんにタブレットの画面を拭いてもらっています。消毒目的はもちろんのことですが、「自分で使ったものは最後まで綺麗に片付ける」という意味も込めて、ただ使って終わりではなく、次に使う人のことも考え後片付けまで丁寧に行ってもらっています。

(3)手洗い教室の実施
長期休暇中には手洗い教室を実施し、正しい手洗いの仕方や食中毒との関連性について学びました。
『食中毒とは？』『どうして食中毒になるのか？』『食中毒にならないためには？』『どんな時に手洗いをするといいのか？』などテーマを細かく分けながら、食中毒の恐ろしさやその予防の一つとして手洗いの大切さについての理解を深めることができました。
手洗いの大切さについて学んだ後には、実際に手洗いキッドを使って実践を行いました。専用のローションを使用することで、洗い残しが多い箇所や汚れが溜まりやすい箇所を目で見て知ることができます。手洗いの歌に合わせながら正しい手洗い方法を身に付けることができました。
最後には〇×クイズを行い手洗い教室のまとめを行いました。『手が汚れていなければ手を洗わなくていい？』『手を洗う時は腕まくりをする？』『手は水で洗うだけでいい？』などのクイズを通して手洗いについての正しい知識を身に付けることができました。

また、11月の職員研修では感染症について、嘔吐処理のやり方を実践も踏まえて行いました。利用者さんが嘔吐した際の職員の対応の仕方や利用者さんの動きなどを細かく確認し、実際に起こった際に着実に対応できるよう職員間で周知しました。

ひなたでは手洗いや消毒、清掃などを通して常に衛生面に配慮しながら活動しています。インフルエンザや胃腸炎などの感染症が流行する時期ですが、衛生管理を心掛け元気に活動していきたいと思います。
また、令和６年度より義務化された「感染症の予防及びまん延防止のための対策を検討する委員会」を本年は４月２２日と１１月５日に開催致しました。